園長挨拶

園長挨拶

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  あいいく幼稚園　
  園長　椎葉 恵子

  現存する日本最古の歴史書「古事記」。前半の物語が日向神話として今に伝わる宮崎は、まさに日本神話発祥の地であり「神々のふるさと」といわれています。
  西都原古墳、記紀の道と古代の歴史に触れることのできる、ここ西都市に「あいいく幼稚園」はあります。
  
  ヒト科の人として生を受けた子どもたちがどのような環境や社会の中で「心身の土台」を育むかによって、その後の思春期や成人期の支えが力強いものであるかどうかが決まってくるのではないかと考えます。
  
  「心身の土台を育む」とは、食べる、寝る、遊ぶといった生活のリズムを整えることです。乳幼児期にこの環境を大事に整えることで、子育てが楽になってきます。情報を得る方法が多様化した現在では、他人に頼らなくても何ら困らない社会になり、逆に人に対しての無関心が一層進んでいるように感じます。果たして人に頼らない社会が成り立つのでしょうか。情報というとても速い時間の中で生活している私たちは、当たり前のことをあえて意識していかないと、人と人との結びつきの大事さを忘れてしまいがちになっているのではないでしょうか。
  
  様々な方々の力や知恵・恩恵があってこそ社会は成り立っていること、人との結びつきはとても温かく大事なものであることを、私たちはこれからも意識して子どもたちに示してまいります。
  そしてこれからも1歩1歩確かな歩みにて、あいいく幼稚園が乳幼児教育保育の場として、地域の皆様方に愛されていきますよう精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。